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【ベイブレードバースト】今度は染色でオリジナルレイヤーを!

以前、レイヤー塗装の記事をあげましたが、結構検索で訪れる方が多いようです。

また、関連するコメントも頂きまして、思った以上に興味のある分野なのかな?と感じています。
さて、それはさておき、オリジナルベイブレードをもう少し踏み込みたくなりました。
今回の記事は染色です。

※注意※
本記事ではやっぱりレイヤーを分解する為、公式レギュレーションの下記禁止項目に抵触します。

※各パーツ(レイヤー、ディスク、ドライバーなど)を分解する行為は禁止です。

その為、この記事内容での加工を行ったレイヤーは、大会以外でのフリーバトルでの使用に限定されますので、ご理解下さい。
また、それどころか、NFCチップまで取り外しているため、ベイターミナルでも認識しなくなる可能性があります。
あくまで自己責任でお願いします。

まずコレを見て下さい。アニメ限定プレゼントです。かっこいい!
でも当たらんし…どうせ当たっても勿体なくて使えない
じゃぁせめてフリバで使える黒V2を作りたい。でも外装塗装はどうやってもあっさり剥がれます。
じゃぁ染めればいい。ミニ四駆で覚えた。

染色レイヤー

Before
After

なんということでしょう!青だったビクトリーヴァルキリーが真っ黒に!

染色は地色に影響を受けます。今回は地色の影響を受けづらい黒で染色したので、ここまでの色が出せました。
他の色で染色したい場合、地色が白やクリアで無い限り、出せません。

パーツの素材

この通り、プラスチック素材も染色が可能です。ただし、染まり具合は素材によって異なります。
ベイブレードバーストのレイヤーはパーツごとに素材が異なります。
レイヤーの素材

クリアパーツ レイヤーコア
シングルレイヤー
(一期:2016年3月迄)
PC(ポリカーボネイト) ABS
デュアルレイヤー
(二期:2016年4月以降)
PC(ポリカーボネイト)

尚、ディスクは亜鉛合金、ドライバーはPC(ポリカーボネイト)を基本としています。
デュアルレイヤーはレイヤーコアが接触する作りになった為、素材が変更されました。
値段が高くなった理由はこれにもあると思います。

一般的なプラ染色におけるそれぞれの素材で考慮すべき事項は下記の2つ。

染まりやすさ
ABSPC
耐熱
PCABS

また、メーカーやシリーズによってプラ素材の配合が異なりますので染まり具合も変わります。
金属の亜鉛合金は染色がほぼ不可能ですので今回は行いません。

具体的な染色方法

  1. 準備するもの
    手鍋
    染色で使用しますとお料理で使えなくなります。
    いらなくなった鍋や100均で購入して下さい。
    染色剤

    プラ染色で有名なのはこの2つだと思います。
    SDNは匂いがきつい、という話を聞いたことがあるので、私はコールダイホットを愛用しています。

    換気のいい場所
    染色時には匂いがきつく、有害な上記が出ます。必ず換気のいい場所で行います。
  2. 中性洗剤で洗う
    基本的にプラ製品は型に溶かした素材を流し込み成形します。
    型から外す際のくっ付き防止のために、離型剤という油が付着されています。
    ベイブレードは模型ではないのでどうだか知りませんが、手油が付着していてもムラの元になりますので、中性洗剤で流し洗います。
  3. 鍋に染液を作る
    染料の説明書に沿って、染液を作成します。
    しかし、コールダイホットは本来プラ染色は想定していませんのでうまくいくとは限りません。私は少し濃い目で適当にやってます。男の料理です。また、使い終わった染料はもったいないので冷やしてからペットボトルに入れて塗料と一緒に保管しています。エコです。
  4. 煮る
    染料に対象物をぶち込みます。PCは染めづらいので指し湯をしながらじっくり。

    時々あげてクッキングペーパー等でふき取り、染め具合を確認します。
    PC素材のデュアルレイヤーコア、ドライバーは中々染めづらく、時間かかりました…

  5. 完成!
    黒レイヤーとドライバー完成です。

    また、ついでにクリアパーツも赤染料で染めてみました。

染色手順は以上です。爪で引っかいた程度では剥がれません!
ちなみに張ってあるシールはWHFのエンスカイブースで貰ったヤツです。カッコイイ!

さてバトルだ

さっそく、バトルで数回使ってみましたよ。


削れた(泣)やっぱり駄目だったよ…

でも裏のクラッチは無事!やったね!?

オチがついた(?)ところで今回はここまで!!